カヌーでGO! 古墳準会員M谷が先年ロンドンに転勤した際に、置き土産に譲り受けたファルトボート(折畳み式カヤック)・フジタの1人艇KG-1。昔、M谷の所で見掛けた覚えがあったが、ここ10年ほとんど使うことなくすっかり持て余していたらしい。それを私が貰い受けてヤマポン丸と改名、再び水に浮かぶこととなった。学生の頃、野田知佑の本を読んだのを懐かしく思い出して、遅まきながら私もパドラーの仲間入りしました。

カヌーの状態チェックとメンテナンス(2002.8/12)
M谷のむさ苦しい部屋で長い間眠っていたカヌーの状態をチェック。ひん曲がっていたジョイント金具をプラスティック・ハンマーでブッ叩いて直し、剥がれかけていた合板をボンドで貼り付けて補修。船体布は概ね良好だった。

奥利根湖(八木沢ダム)で初航海(2002.9/19・20)
関東の渓流釣り師にとって奥利根という名前には特別な響きがある。ダムサイト以遠に道がなくアプローチが舟に限られるので大岩魚への妄想が弥が上にも膨らむのだが、大抵は舟がないので指を咥えて諦めるということになっている。今回カヌーを得てようやく長年の宿願が叶うことになった訳だが、カヌー初体験(一度も練習せず)で1人だったので、若干怖気づいて本谷はやめて奈良沢に針路を向けた。
ダムサイトでカヌーを組み立てる・現地に着くのが遅かったのでもう日が翳って来た M谷号改めヤマポン丸進水・ザックを艇のデッキに括り付ける。舟に対して荷物がやたらと大きく見える。
穏やかな水面を快調に進む・意外とスピードが出る 練習しながら漕ぐこと約1時間半・奈良沢のバックウォーターに上陸した
艇を陸に引き上げてテントを設営(キャンプ禁止の看板があったけど日が暮れてきて移動不能になっちゃったので・・・) 夜明けの朝もや・朝方かなり冷え込んで風邪をひいた
奈良沢の流れ込み付近 朝の陽光に煌めく川面
無人雨量観測所 小熊?の足跡・人間の足跡の方が圧倒的に多かった
奈良沢は難場もなく非常にきれいな美渓でしたが、入渓者が多いようで残念ながら岩魚はシシャモサイズがアベレージでした(すべてリリース)。やっぱり大岩魚は本谷の奥まで入らないと無理なのかも知れません。
初めてのカヌーの感想は、非常に楽しい乗り物なんだけど敢えて難を言えば姿勢の自由度がなくてやたらと腰が痛くなるというここと、パドルから流れる雫で船底に意外と水が溜まるということでした。

帰路
正面の山腹に工事用道路の跡が見える・現在は歩いて辿るのもほとんど困難らしい 本谷方面・奥の山はたぶん平ヶ岳

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