2004年お山歩C
山名 山域 山行形態 日付 備考
赤雪山(621m) 安蘇山地 低山ハイク 04.3/19 山頂付近17ヘクタールが山火事のはずだったのだが・・・???

山頂一帯が山火事のニュースは一体・・・?  -足利のNo.2赤雪山-
赤雪沢駐車場〜赤雪沢コース〜赤雪山頂〜松田湖畔へのコースで下山
3月10日、何気にNHKのニュースを見ていたら、「栃木県足利市松田町の山林で山火事が発生して、標高620mの赤雪山山頂一帯約17ヘクタールを焼失してなおも延焼中」という気になるニュースをやっていた。

被災地の方々には実に申し訳ないけど、私は昔から災害現場を見に行くのが好きで、野次馬根性全開であちこち色々と見物してきたのだが、山火事の現場というのは寡聞にもまだ見たことがない。後学のためにもこれは見ておく必要があるだろう、場所も近いんだし。という訳で、所用が重なって山火事発生から1週間以上経ってしまったが、カメラをぶら下げて一人で赤雪山に出かけた。

赤雪山は標高621mで、前回お山歩した仙人ヶ岳(663m)に次いで足利市内では2番目に標高の高い山になる。高いと言ってもたかが知れているのだが、一帯はなかなか山深い場所である。鎌倉時代初頭、百人力の猛将として知られた藤性(藤原氏)足利氏の足利又太郎忠綱が、源性(源氏)足利氏の足利義兼の怒りを買ってこの山に逃げたが、雪のため追っ手に足跡を見つかって矢傷を負い、血で雪を赤く染めながらこの山を北に越えて行ったので後に「赤雪山」と呼ばれるようになったという謂われがある伝説の山で、付近の馬打峠や、忠綱が討ち取られたとされる山向こうの桐生市梅田町皆沢などにも忠綱伝説が残されている。

赤雪沢駐車場に車を止めて、赤雪沢コースを登路に取る。「赤雪分収造林地」という看板が立っているが、森林整備だの造林だのと看板があるような山は、たいがい看板を立てた当の事業者によって好き放題に荒らされっ放しで放置されていることが多く、コースの下の方は伐採した木の切り株や枝が散乱していて結構荒れている。足の踏み場もないほど登山道に切り株とか枝やらを散乱させておいて「ゴミを捨てないでください」とは誠に説得力のない看板である。

コースはチョロチョロ水の細い赤雪沢に沿って、杉の植林地の中をまっすぐに登って行く。沢が切れて九十九折の急坂を登り切って尾根に出ると山頂まで0.2kmの道標が立っている。ところが、山頂一帯17ヘクタールの山林火災があったにしては山頂まであと200mなのに一向に火災があった気配すらない。ちょうど登山者がひとり降りてきたので尋ねてみると、どこも焼けていなかったという。1989年以来15年振りに訪ねた山頂には以前はなかった東屋が建っていてコースもよく整備されていたが、目が届く範囲には山火事があった痕跡すら見当たらない。下山路は松田湖畔へ下る別コースを取ってみたが、17ヘクタールも焼いたという山火事の現場にはついにカスリもしなかった。狐に鼻をつままれたとは、まさにこのことである。

後日耳にした情報では(これもまだ未確認ではあるが)、山火事があったのはニュースで報道された赤雪山ではなくて、私が前回「お山歩」した仙人ヶ岳から猪子峠への尾根コースの途中の松田湖側にある放置された伐採地付近らしいという話が伝わってきた。NHKもガセネタを垂れ流すことがあるんですねえ。真に受けて行くバカもいるんだから正確な報道をして貰いたいものである。

もうかなり山火事から日にちが経って現場の鮮度?が落ちて来ちゃったので今更行くかどうか解らないけど、気が向いたら写真を撮ってきてアップするかも。

松田川ダム・ムダな無目的ダムの見本 荒れた「造林地」の中の道を登って行く
尾根上の標識・山頂はあとちょっと 621m赤雪山山頂・東屋が建っている
東屋の梁に張ってあるお札・根本山の縄張りらしい
山頂から松田の集落を俯瞰する 赤雪山から見た仙人ヶ岳
松田湖へ下山途中の尾根から赤雪山山頂 尾根から外れるとすぐに単調な植林帯に入る
松田湖が見えるとじきに車道に出る なんでこんなとこにダム作ったかねえ?

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